◆ シンボルとは、マントラとは
「シンボル」「マントラ」とは、レイキのエネルギーを起動し、意図を明確にする鍵のようなものです。
西洋式臼井レイキでは、特定のエネルギーをより的確に、そして意識的に活用するための道具として、「シンボル」と「マントラ」が用いられています。
これは、エネルギーワークにおける“合図”や“チューニングキー”のような役割を持つもので、レイキの世界をより深く理解し、実践するための大切な要素のひとつです。
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□ シンボルとは
シンボルとは、特定のエネルギー波動を象徴する、あらかじめ定められた記号や図形のことです。
このシンボルを描くことで、そこに秘められたエネルギーと共鳴し、それを顕在化・活性化させることができます。
西洋式臼井レイキでは、4種類のシンボルが伝授されるのですが、それぞれが異なる働きや目的を持っています。
たとえば、エネルギーの強化、心の癒し、遠隔ヒーリング、そして霊的な次元とのつながりなど、それぞれのシンボルは、特定の意図を伴ったエネルギーの扉を開く鍵のようなものです。
□ マントラとは
マントラとは、レイキエネルギーと共振・共鳴する“音の波動”を指します。
これは単なる音や言葉ではなく、発することでエネルギーを起動させ、意図を明確化する振動音です。
シンボルとマントラはセットで使います。
シンボルを描きながらマントラを3回唱えることで、エネルギーはその方向性を定められ、より明確に意識と共鳴するようになります。
この行為は、「意図をもって宇宙とつながる」ための小さな儀式とも言えるでしょう。
□ 取り扱いに関する大切なルール
レイキにおけるシンボルとマントラには、非常に大切な取り扱いのルールがあります。
それは、「アチューメント(伝授)を受けていない方には、シンボルとマントラを教えてはならない」というものです。
これは単なる慣習ではなく、エネルギー的な準備が整っていない状態でこれらの鍵を用いることで、心身に不調和が生じる懸念があることに配慮した、深い意図に基づくルールです。
現代では、インターネットを通じて誰でも容易に情報へアクセスできる時代です。
しかしだからこそ、本来の精神性や安全性、そして“本質的な準備”の大切さを、今一度見つめ直すことが求められているとも言えるかと、私自身は考えております。
当サイトでは、レイキのこうした基本的な倫理や背景の意味を大切にしています。
そのため、シンボルやマントラをサイト上で公開することはいたしません。
それは、受け取る方の“準備が整ったタイミング”でこそ、それが本当に活きる知識であり、体験であると考えているからです。
レイキの学びとは、単に知識を手に入れることではなく、自分自身のエネルギーと意識を整え、自然な共鳴を育んでいくプロセスそのもの。
シンボルやマントラは、その旅路の中で初めて意味を持ち始め、本来のあなたの自身と繋がることができるキッカケ、扉となるものです。